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2004.11.13

ドイツから見た日本

「MON-ZEN」とかってドイツ人が、日本の禅寺を目指す映画がやってました。

コメディなんだけど、ドイツ人の日本観ってのが興味ありますねぇ。

MON-ZEN 日本版公式ページ
http://www.kinejun.com/mon-zen/top/index.html

感想
ドキュメンタリータッチのコメディと思ってましたが、そこは東京までですかね。わりとなんやかんやドイツ人の二人の兄弟が反目しあいながら、それぞれ禅寺で修行を体験することで、それぞれが旅の前に抱えてういた悩みと向きあうと言う内容でした(わりと日本でもある『東海道中膝栗毛』とかああいうノリですよね)。

まぁ、映画なんで東京のあたりはちょっとありえない展開(テントを万引きしたり、回転寿司で食い逃げしたり)でしたが、わりと海外旅行でドツボにはまるとあんな感じじゃないでしょうかね。言葉が通じないって部分でのハマりはよかったですね。

後半は、目標の門前を目指すんですが、能登ってことでちょっと身近な感じでした。バスも北鉄っぽかったし。

とりあえず、”門前”では二人が旅前から抱えてた悩みとかそうしたものが払われる展開にちょっと考えさせられたり。寺の僧たちとの交流とか、落ち着いた作品ですね。

日本の描写ですが、多少、外国人に奇異に見やすい描写というか被写体が多かったですが、この辺はむしろ禅寺との対比でしょうね。海外の人が日本をロケ地にした割には西洋人からみた、日本文化の尖った部分ってそれほど強調されてないしね。食事とか、町の様子を見た二人の様子も単に言葉が分からないと言う以外はなじんでたしな。

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