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2005.01.06

GPGPUはコンピュータアーキテクチャの最もエキサイティングな領域

GPGPUの記事ですが、ACM/IEEEの"Eckert-Mauchly Award"という賞にFrederick P. Brooks, Jr教授(UNC: University of North Carolina.なんでもコンピュータアーキテクチャという言葉を作った方だそうな)が、そこでの受賞の講演で、

GPUs are "...very powerful scientific computers installed in many homes... I think exploring that design space and its utilization... is one of the most exciting areas in computer architecture today."(記事より引用)

と述べられたそうな。まぁ、個人的な私見ですが国内(アカデミックな場所)ではそれほど盛り上がってませんし、GPGPU自体(と、いうよりも今のグラフィックスハードウェアがプログラマブルなこと自体)あまり理解されてないことが多いですね。

まぁ、そろそろいい加減にGPUベースの実際に使える(ゲーム以外の)アプリケーションを出してかないといかんということでしょうね。CPUとの厳密な処理の比較も十分ではないですし。

GPGPUの記事
http://www.gpgpu.org/cgi-bin/blosxom.cgi/2005/01/05#brooksEMAward

講演のビデオのありか(基本的にはGPUの話だけをしてるわけではありません)
http://www.cs.wisc.edu/~arch/www/brooks.html

16:50秒あたりからこの話題に入ります(スライドにもGraphics Processing Unitの文字が)。

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コメント

商用で出にくいのは、差別化がいまいち出来ていないからでしょうか。

確かにGPUによって処理が高速化できたりするわけですが、
処理が高速になる利点よりも、GPUによって生まれる制限が
実用上の大きな障害になってしまって、導入に踏み切る段階では
ないと判断する場合が多いようです。
それらの制限を踏まえた上でも、十分に魅力的な物を
出す必要があるので、商用でなかなか実現されないのだと思います。

CPUとの比較は本当に困った話ですね。普通の意味での比較ならば
「CPUで実行する・GPUで実行する」以外は同じ条件にするべきですが、
そうするとそもそもアーキテクチャの違いがあるので、
手法がGPUに適しているかどうかで結果が変わってしまいますし、
CPUについて現状で最適だと思われる手法と比較すると、
アルゴリズムが違うのでCPU・GPUという点での比較の意味は
無くなるような感があります。

こんにちは。
Frederick Brooks Jr.氏は、今日のコンピュータの基礎となったと言えるIBMのメインフレームの名機「System 360」の開発責任者だった方で、その開発の際の経験をまとめた「人月の神話」でのBrooksの法則(プロジェクトに人を追加すればするほど遅れる、的な)で特に有名な方です。IBMを辞めた後、確か、60年代から、情報処理系の学部として全米で2番目に設立されたノースカロライナ大学のコンピュータサイエンス学科の学部長を務めていますが、ご存知の通り、ここは特にリアルタイム系のコンピュータグラフィックスとヴァーチャルリアリティ研究のメッカです。(今日のラスタライザ系グラフィックスハードウェアの源流と言えるPixelPlanesや、最初のリアルタイムシェーダハードウェア(リアルタイムシェーディング言語含む)のPixelFlow、Quakeで使われたPVS前計算など) ノースカロライナ大の主要な論文の多くにBrooks教授の名前が載ってます。ですから、氏は元祖GPU派な方なので、GPUについてかなりひいき目なのではないかと思います(^^; 氏の思想は確か「ヴァーチャルリアリティこそ、最高のコンピュータインターフェイス」(うろ覚え)でした。あと、最近のGDCで基調講演してたと思います。

Beeさん

> 商用で出にくいのは、差別化がいまいち出来て
> いないからでしょうか。
それはそうですね。ユーザーからすれば動けばいいわけで、内部でどう動いてるかは問題ではないですからね。

> それらの制限を踏まえた上でも、十分に魅力
> 的な物を出す必要があるので、商用でなかな
> か実現されないのだと思います。
PCはただでさえ、ユーザーのスペックがバラバラですからGPUネイティブというのは、アプリケーションの性質が汎用的なものというより特定用途向けとういうのは確かに仕方ないですね。

> CPUについて現状で最適だと思われる手法と比
> 較すると、アルゴリズムが違うのでCPU・GPU
> という点での比較の意味は無くなるような感が
> あります。
これは常々、悩んでます。

単に論文であればGPUのみの実行時のデータとかの提示とかで済むんですが、個人的に3DCGをバックグラウンドにしていない人を相手に案件の提案をしなくちゃいけないことがありますもん(共同研究先の企業とかは話しやすいんですが、助成金の類とかの作文をごく稀にする際に悩んでいたり)で、その際にどうしたらよいものかというところですね。

Jiroさん

なるほど、そのような方でしたか。かなり年齢の高そうな方ですが、尖った(…ように見受ける)方です。

計算機のパワーでぶん回すとか好きそうな感じですねぇ。

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