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2006.09.29

ちょっと前のニュース

ちょっと前のニュースですが、全然学生の指導にまわれない忙しい先生ってわりといるようだけど、さすがにこういうことになるとねぇ。

http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20060925/eve_____sya_____020.shtml

人が1人死んだことからすると軽い処分な気がしますが、大学が処分を決めたとなると遺族は民事で争うとかなり取れそうな感じですねぇ。

組織の体質によりますが、研究室の指導の評価って露骨に留年者がでない限りは、なぁなぁで済まされそうですよねぇ。研究業績は評価しやすいですし、講義については最近はどこの大学でも授業評価をやっているのでわかりやすいと思うのですが、研究室運営と指導が適切に行われているかどうかに関しては、どう評価してるんでしょうねぇ。

僕なんかは、単位で半年留年したことがあるので、わりとそのことでのんびりと人生焦らなくなったのですが、それもあくまで単位という取り返しが付きやすいところでしたから、卒論とか修論(博論はまだ経験がありませんのと、基本は対外評価ですので、終わりが客観的に見やすいですが)とかになるとちょっと取り返しが付きにくいよねぇ。

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コメント

よりによってgif大かあ…。

実際にはどういう研究室だったんだろうね?
こういうとき、名前を出したりしないのが体質なんだけど。まあ調べればわかると思うけど。
http://www.gifu-u.ac.jp/cgi-html/n00000489.html

ちなみに私の博士取得も最後のほうは血を血で洗う感じでしたよ…。下手したら死んでました。
ちなみに学部や修士の留年は「指導者の恥」になるので基本的には「面倒な学生ほど留年しない」という仕組みがありますが、博士の場合は何年残っていただいても大学としても研究室としても損は無いので「優秀な学生」も「面倒な学生」も卒業が遅れるようになってます。
自己管理があまりに重要な世界です。

こういう事件があったからかどうか知りませんが、急にうちの大学でも研究室環境調査アンケートなる物がM2を対象にまわってる見たいですねえ。

今までこういうアンケートはなかった(講義評価アンケートはありますが)のですが、この事件の影響ですかねぇ。

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