2Dの線画から3Dモデルの構築
今月のSIGGRAPHのI3D(インタラクティブ3Dメインの学会)のPaper一覧を見てて気になった論文が、"Automatic Construction of 3D Models from Architectural Line Drawings"です。
I3DのPaper
http://graphics.cs.williams.edu/i3d08/papers.htm
著者(Bruce Goochのところの人みたいですね)のサイトが下記なのですが、まだ論文は公開されていないのですが前ステップの研究らしきものが公開されています。
http://www.cs.northwestern.edu/~sle841/research.html
"Perception-based Construction of 3D Models from Line Drawings"というのがある(SIGGRAPH 2006のスケッチかな)のですが、これはどうやら手書きのスケッチの構造物を3Dモデル化する手法みたいですね(DivXのビデオもあり)。 線画内のパースを決めてそれに合わせて、各線がどういう状態かを判断してるようですね。
漫画家(もしくはアシスタント)などが描いた建物などが、3D化されてアングルを変えて再利用なんてことが出来そうですね(ただし、絵の中に写っていない面などが見えない範囲で)。
あと、曲面にも対応してるようですね。
ビデオとか見てるとおそらく作業自体は自動化されないと思うのですが、コレの自動化されたものが今年の論文と言うことになるんでしょうね。
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