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2009.01.31

Vista SP1でWiiRemote(Wiiリモコンを)使う

ちょっとした用事で、WiiRemoteをPCで使うことになったので、自分用メモ。

長くなるので、記事は折りたたんでおきます。

とりあえず、自分の環境は以下。

Windows Vista SP1 32bit
BluetoothのスタックはMicrosoftのOS標準のヤツ
Visual Studio 2008 SP1

準備編
ネット見てるとVistaでMicosoftのスタックでWiiRemoteが動かないという話をよく見かけるけど、とりあえず色々と試した結果、下記のWiiYourself!の動作を確認。

http://wiiyourself.gl.tter.org/

Vistaで動くか動かないかと言う点に関しては、ogaさんの下記の記事が詳しいです。

参考
http://wlog.flatlib.jp/archive/1/2008-1-5

とりあえず、上記のWiiYourself!のサイトから1.01をダウンロード。

展開するとlibファイルにスタティックライブラリが入ってますが、これをそのままVisual Studio 2008でリンクするとマニフェスト関連で問題が出るので、ライブラリはVisual Studio 2008でビルドし直した方がいいです。WiiYourself!.slnをVisual Studio 2008用にコンバートしてビルドします。

これで準備は完了・・・と言いたいところですが、自分のプログラムに組み込むにはWindows Driver Kitを入手する必要がある。下記を参考に入手してISOイメージなのでディスクに焼くか仮想ドライブにマウントしてインストール。

http://www.microsoft.com/japan/whdc/DevTools/WDK/WDKpkg.mspx

とりあえず、インストールが終わったら下記のパスをVisual Studioに設定します。

インクルードファイルのパス
C:\WinDDK\6001.18002\inc\ddk
C:\WinDDK\6001.18002\inc\api

ライブラリのパス
C:\WinDDK\6001.18002\lib

ペアリング
ペアリングは、他のBluetoothデバイスと一緒ですが、時折途中でスリープモード入ることがあるので、WiiRemoteの1と2ボタンを同時押しをし続ける。

自作プロジェクトへの組み込み
WiiYourselfのインクルードファイルのパスとライブラリのパスを通したら以下のライブラリをリンク。"_d"が付くのはDebugビルド向け。
Unicode版の場合
WiiYourself!_U.lib
WiiYourself!_dU.lib

マルチバイト版の場合
WiiYourself!.lib
WiiYourself!_d.lib

それとWDKより下記をリンク。

hid.lib

サンプル
試しに作ったサンプル。加速度とBボタンの入力を取ってます。

http://www.shader.jp/xoops/html/modules/mydownloads/singlefile.php?lid=28

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