nvFXまわりのスライドやらを今更見た
今更ながら"nvFX : A New Scene and Material Effect Framework for OpenGL and DirectX"のGTC 2012とかSIGGRAPH 2012資料を見た。
nvFX : A New Scene and Material Effect Framework for OpenGL and DirectX
http://developer.download.nvidia.com/GTC/PDF/GTC2012/PresentationPDF/SB117-nvFX-OpenGL-DirectX.pdf
nvFXはDirectXのEffect file(FX)に変わるNVIDIAの人が作ってるマルチプラットフォームなマテリアルやエフェクトのフレームワークのことです。マルチプラットフォームということで、Direct3DとOpenGLの2つの環境をサポートするだけでなく、HLSL / Cg / GLSLやCUDA、OpenCLといったGPGPU連動なども仕組みとして整備する構想のようだ。
従来のEffect fileで難しかったマルチパスレンダリングの記述やポストエフェクト、時間単位で変化するエフェクトなどにも使えるようにするみたいですね。
この枠組みの上にGUIをかぶせてグラフィカルに作れれば便利そうですねぇ。そうなるとちょっとしたものを作るには良さそうだし、ツール上で作業する分にもいいかもということなのですが、わりと構想がデカイのでちゃんとできあがるかは心配ですね。
ちなみに、色々と検索していると下記にリポジトリがありました。スライドにも書かれていますが、オープンソースなアプローチで開発したみたいですね。ただ、今のところとりあえずreadmeなどがある程度のようです。
Githubのリポジトリ
https://github.com/tlorach/nvFX
そんなわけで、楽しみではありますがこの手の構想はなかなかうまくいってないので心配でもあります。
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