GDC 2020延期
いや~、ブース出展のある企業の撤退の発表が続いたのでどうなるかと思いましたが、延期みたいですね。
ギリギリまで様子見てましたが、残念ですね。
Important GDC 2020 Update
https://www.gdconf.com/news/important-gdc-2020-update
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いや~、ブース出展のある企業の撤退の発表が続いたのでどうなるかと思いましたが、延期みたいですね。
ギリギリまで様子見てましたが、残念ですね。
Important GDC 2020 Update
https://www.gdconf.com/news/important-gdc-2020-update
さて、予告通り気になるGDC 2020セッションメモを書いておきます。
まだセッション情報全部じゃないかもしれないので増えるかもしれません。増えたら新しい記事で、verを上げていきますのでこの記事を追わなくてokです。
あと、新型肺炎の関係で中国本土から来られる登壇者のセッションは中止になるかもしれません。
ADVANCED GRAPHICS SUMMIT
とりあえず、グラフィックスプログラマは出ておけば良いというサミットな気がしますね。
個人的には、Beyond Render Graphs: Introducing Render Pipeline Shadersは気になりますね。今のマルチスレッドでレンダリング処理書くようになってからリソースや同期などややこしくなってきているので、グラフベースの手法でなんとかしたいというのはわりと話題としてよく出ますよね、RenderGraphとか。あとは、Gears 5のやつもDirect3D12特有のAsync ComputeやTiled Resourceなどの話はDX9からDX12世代のテクニックということで学ぶこと多そうですね。
次世代機が出る前ということもあり、全体的にはDirect3D12世代という感じですね。レイトレーシングやMesh Shadingなど次世代というよりは今世代。
AI、機械学習、深層学習、強化学習
仕事柄最近の興味の対象ですね。ゲーム内のNPCなどのAIはあんまり興味の対象ではないです。前に取り上げたことがありましたが、ここでも再度上げておきます。
AI Dungeon は言語モデルGPT-2を使ったテキストアドベンチャーですが、シナリオ自動生成気になりますね。AIによるシナリオ生成は夢ですよね。
中国のNetEase から2つ。1つ目は強化学習を使ったゲームデザイナーが使えるビヘイビアツリーに代わるツールのような話みたいですね。ゲームデザイナーが使うAIのツールに強化学習を使った手法が使われてるというところが気になりますね。こうしたツールを使ってもらうための教育や工夫とかあれば気になるところですね。 2つ目はRPGのキャラクタークリエイションで写真からそれに似た顔の生成という感じのようですね。このセッションの発表者が関連しそうな論文を発表しているのでこれを読んでおくとよさそうですね。
ワークフローに機械学習や深層学習取り入れてくるところはチェックですね。
Machine Learning Summit
上の話題とかぶりますが、こっちはサミットですね。
テストからモーション、アニメーション、物理など幅広い話題があり、やはりNetEaseの人多いですね。あと、Ubiの人も。モーションマッチングも気になりますね。あと、オーディオの話題も気になりますね。サミットのセッション数が多いのですが、とにかく充実してますね。各社ゲーム開発で機械学習エンジニア抱えてキャッチアップしていますね。
グラフィックス
サミットじゃないグラフィックスの話題ですね。
Explore the Environment and Material Creation of Controlはアーティスト向けのマテリアルの話のようですね。
EAのFrostbiteのマルチプラットフォーム開発のためのシェーダ環境の話みたいですね。SeracというHLSLベースの言語を作ったみたいですね。ノードベースのシェーダシステムとも相性よく作られてるみたいで、その設計の話だそうですね。
NVIDIAとMicrosoftのMesh Shaderの話やDirect3D12の20H1アップデートのセッションもチェックですね。
Quad MeshはLODメッシュの話ですね。
GI、レイトレーシング、PBR
GIやレイトレーシングの話題ですね。
Controlが特に注目ですかね。やはりハードウェアレイトレーシングの活用が多いタイトルということで。
Radeon ProRenderの話は原田さんですね。"Full Spectrum Rendering 2.0"というところが気になりますね。
RTX対応で部分的にレイトレーシングを導入しているタイトルが増えてきていますが、ビジネス的にはまだ回収の時期ではないですが、次世代のグラフィックス技術の獲得という点で開発チーム鍛える意味ではやってみる時期ですね。
AR、MR、VR、XR
この分野もチェックの対象ですね。
Programming Natural Hand Interactions~Magic Leapのセッションで手入力の話ですね。
MineCraft Earthも新鮮なネタですね。
Khronos Group
Khronos Groupのセッションの中から気になるもの。Vulkan中心かなと思います。
ハイエンド用途でのVulkanはStadiaへのエンジン移植ですね。あと、Vulkanでもベンダー拡張ではなくようやく標準レイトレーシングAPIが決まるんでしょうか?
その他
分類がまとまらないもの
日本ではサービス来てませんが、どうでしょう。
今年は3年ぶりにGDCに行くので、セッションをチェックしていますがそろそろ自分用のメモに気になるセッションをまとめておいてコメントも残しておこうかなと思っています。
We just released PyTorch3D, a new toolkit for researchers and engineers that’s fast and modular for 3D deep learning research: https://t.co/RmMSXJoWCm pic.twitter.com/H75Ai9gH2I
— Facebook AI (@facebookai) February 6, 2020
PyTorchで3Dを扱うライブラリがリリースされたようですね。
Introducing PyTorch3D: An open-source library for 3D deep learning
https://ai.facebook.com/blog/-introducing-pytorch3d-an-open-source-library-for-3d-deep-learning/
3Dグラフィックス向けの機械学習ライブラリはTensorFlow GraphicsとNVIDIAのKaolinとかありますが、PyTorch自体のサポートというのはよいですね。
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