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2021.03.25

I3D 2021論文のメモ

I3D 2021の採択論文のリストが出てきましたが、気になるものはチェックしないとな。

 

I3D 2021 Papers
http://kesen.realtimerendering.com/i3d2021Papers.htm

 

 

リギングというかスキンウェイト予測ですが、この領域はわりとアーティストにとって面白くないのに重要なのでMLで自動化みたいなのはDCCツールに入ってほしいネタではありますよね。

2021.03.11

Adobe Camera Rawの新しい超解像度を試してみる

新機能「スーパー解像度」の活用方法
https://blog.adobe.com/jp/publish/2021/03/10/cc-photo-from-the-acr-team-super-resolution.html


Adobe Camera RAWに新しい超解像技術がリリースされてみたので試してみてます。


とりあえず、α7RIVで撮ったものをいくつかアップしてみたアルバムを用意しました。Flickrだとサイトに飛んでフル解像度(19008x10688)がダウンロードできます。


Super Resolution




あとは超解像する前と後の比較も上げておきます。月みたいなものはわかりやすいか?

適用前
_DSC1009

適用後
Moon Super Resolution

しかし、これフォトグラメトリーの入力前画像に適用すると出来上がるモデルの精度上げたりできるのかなぁ。気になりますね。

2021.03.04

D3DXのXファイルの話

そういえば、D3DXやめられない話で聞くところによるとモデルデータフォーマットの.xファイルの存在というのを聞きます。

Legacy D3DX on NuGet
https://walbourn.github.io/legacy-d3dx-on-nuget/

D3DXがNuGetで取得できるという話の記事の中で、以下の記載があります。

.X file APIs

One bonus here is thatD3DX9_43.DLLincludes an implementation of the X-File parser API. These are theID3DXFileinterface and related APIs. TheD3DX9xof.Hheader andd3dx9.libimport library provide access to these APIs.

I plan to make use of it formeshconvert.exeinDirectXMeshto support.Xfile import.

You should avoid using the olderIDirectXFileandd3dxof.libimport library.d3dxof.dllis a 32-bit only DLL and is not supported for x64 native applications.

あ~、なるほどD3DXがSDKの依存から外れるとID3DXFileを使ってDirectXMeshにインポートさせるような展開ありか。

XファイルAPIに関しては、関連ライブラリが32bitまでなので、64bitアプリが当たり前の時代に使い厳しいですからねぇ。

2021.03.03

続・2021年のDirectX 9の話

DirectX SDK June 2010がダウンロードできなくなってどうしたらいいか
http://masafumi.cocolog-nifty.com/masafumis_diary/2021/02/post-edceb2.html

…という記事を書きましたが、その後やっぱり多くの人にDirectX SDK June 2010は必要ということでエンドユーザーランタイムと合わせてSHA-256の署名でMicrosoftからダウンロードできるようになりました。

DirectX Software Development Kit
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=6812

エンドユーザーランタイム
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=8109

エンドユーザーランタイムWebインストーラ
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=35

その他にD3DXがNuGetから取得できる話も記事になっています。これはSDK全部入れなくていいというのがありかもしれないですね。

Legacy D3DX on NuGet
https://walbourn.github.io/legacy-d3dx-on-nuget/

それからWindows SDKに付属するDirectX 9~11と上記のNuGetのD3DXでビルドできる旧来のDirectX SDKのサンプルがChuck Walbourn氏によって公開されています。ですので、SDKが再度公開されてましたが、Visual Studio 2019 + Windows SDK + NuGetのD3DXの組み合わせでDirectX 9開発するというのがモダンな形なのかもしれません。

directx-sdk-legacy-samples
https://github.com/walbourn/directx-sdk-legacy-samples

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