2019.04.23

Windows 10 19H1でのDirect3D12

Windows 10 19H1でのDirect3D12の更新をいろいろと見てますが、いくつか記事をピックアップしていきます。

New in D3D12 – GPU-Based Validation (GBV) is now available for Shader Model 6.x
https://devblogs.microsoft.com/directx/gbv-for-shader-model-6-x/

19H1ではShader Model 6.xのDXILを使用した状態でのデバッグレイヤーでのGPU-based validation (GBV)の有効化ですね。いよいよDXILベースのシェーダを開発に使っていく時期かなという感じがしますね。

もう1つもシェーダに関するものですが、GPUドライバが読み込んだシェーダの最適化をバックグラウンドで行うことについての話です。SetBackgroundProcessingModeを使うことで最適化の実行を確実に行えるようにできるみたいですね(Pixではこの命令が有効になっている)。

New in D3D12 – background shader optimizations
https://devblogs.microsoft.com/directx/background-shader-optimizations/

それからこの記事では最後にShader Model 6.4の話題です。これは2つのドキュメントがあります。

機械学習のアルゴリズムを実行する向けの算術命令とVariable Rate ShadingのセマンティクスとDXRのLibrary Sub-objectsに関するものですね。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/desktop/direct3dhlsl/hlsl-shader-model-6-4-features-for-direct3d-12

https://github.com/Microsoft/DirectXShaderCompiler/wiki/Shader-Model-6.4

このほかDirectMLも来ることで大きな更新になりそうですね。

2019.04.14

GeForce GTX 1080で実行したDXRプログラムはPIXやNsight Graphicsからはどう見える?

 RTXじゃないGeForceでDXRが使えるようになりましたが、PIXやNsight Graphicsなどグラフィックスの分析ツールではどのように見えるのか気になったので試してみました。

かつて、Fallback LayerがあったときはPixでキャプチャしたときはCompute Shaderで実行されていたのでID3D12GraphicsCommandList4::DispatchRaysなどは、Compute ShaderのDispatchとしてイベントリストでは見えていました。今回は、Fallback Layerと実行層が変わっているようなので気になっていました。

Pix

Pixは1904.01を試しましたが、Fallback Layerの時と異なり、DXRのイベントが拾えています。

https://devblogs.microsoft.com/pix/download/

Pixdxr001 

Pixdxr002

Nsight Graphics

Nsight Graphicsは2019.2を試しました。こちらもキャプチャできています。Acceleration Structure Viewer(カメラ位置は適当です)も機能しているなと思います。

https://developer.nvidia.com/nsight-graphics

Nsgihtdxr001

Nsightdxr002

まとめ

とりあえず、GeForce GTX 1080でもDXRのキャプチャができることはわかりました。

DXR使うのであればRTXシリーズがベストなんでしょうが、とりあえず自宅で開発用途であれば1080で少し頑張っても良さそうですね。

2019.04.11

GeForce 10シリーズ向けDXRドライバとサンプルの実行

GeForce 10シリーズ向けDXRドライバが出たみたいですね。

NVIDIA,GeForce GTX 10,16シリーズでリアルタイムレイトレーシングを可能とする「GeForce 425.31 Driver」をリリースhttps://www.4gamer.net/games/022/G002210/20190411142/

早速サンプルをビルドして実行してみました。

GeForce GTX 1080でもちゃんとサンプルが起動しますね。

Dxr1080

Dxr1080b 

Ray Tracing Gemsが無料公開に!

Ray Tracing GemsのKindle版が無料になっていますね。

RTG free on Kindle; consider Google Play for books
http://www.realtimerendering.com/blog/rtg-free-on-kindle-consider-google-play-for-books/

Google Play Booksも検討されているようです。

なお、もともとPDFは無料公開されています。

出版社のページ
https://link.springer.com/book/10.1007/978-1-4842-4427-2 

2019.04.10

GDC 2019のNVIDIA関連セッションスライド公開

登録開発者向けにセッションスライド公開されていますね。

2019.04.05

UnityのDXR対応ビルドプレビュー版

下記のページでUnityのDXR対応版について書かれていますが、HDRP向けに組み込んだものをGitHubで4/4に公開すると書かれています。

https://unity.com/ray-tracing

Real-time Ray Tracing will be available in 2019

We are delivering production-focused real-time Ray Tracing with a full Preview coming in HDRP in Fall 2019, including early Preview of a full-frame path tracer.

Even better, you can start working with an Experimental HDRP build on GitHub on April 4.

実際に、GitHubの下記のリポジトリで公開されました。見た感じでは、エディタ丸ごとみたいな感じのようですね。

Unity-Experimental-DXR
https://github.com/Unity-Technologies/Unity-Experimental-DXR

2019.2a5がベースになっているようですね。ドキュメントもありますので、動かせる環境がある人は試してみてもいいかもしれないですね。

https://github.com/Unity-Technologies/Unity-Experimental-DXR/blob/master/documentation/The%20Experimental%20DXR%20project%20manual.pdf

 

2019.03.27

GDC 2019の発表スライドなどのリンク集

GDC 2019の発表スライドや動画はオフィシャルではGDC Vaultにアップされるわけですが、少し時間がかかるのでその前に発表者がスライドを個人的にアップしてたりしますが、そうしたものをまとめてる記事が下記のリンクになります。


GAME DEVELOPERS CONFERENCE 2019 LINKS
https://interplayoflight.wordpress.com/2019/03/21/game-developers-conference-2019-links/

2019.03.24

GDC 2109 Marvel's Spider-Man: A Technical Postmortemスライド

GDC 2019のMarvel's Spider-Man: A Technical Postmortemスライドだそうですね。

これもチェックですね。

https://www.dropbox.com/s/cngcqlvb8zoqxq5/ElanRuskin_gdc2019_marvels_spider-man_preliminaryexport.pdf?dl=0

QuakeをVulkanでpath tracingで実装したQ2VKPTのGTC 2019, GDC 2019スライド

GTC 2019、GDC 2019とQuakeをVulkanでpath tracingで実装したQ2VKPTのセッションがあったそうで、そのスライドだそうです。

http://brechpunkt.de/q2vkpt/#slideshttp://brechpunkt.de/q2vkpt/#slides

2019.03.23

Shader.jpの更新3/23 DirectMLやVariable Rate Shading

MicrosoftがGDC 2019で発表してきたものについてドキュメントやサンプルが出てきましたね。

昨年のGDC 2018ではDXRが華々しく登場したわけですが、それと比較するとDirectMLは静かにデビューしそうではありますが、グラフィックス処理と機械学習が統合されるというのは、次世代でキーになる技術の1つと思いますので楽しみな技術ですね。

ちょうどGDC 2019でGoogleがStadiaの発表の際に、Style Transfer(スタイル転送)を使ってレンダリング後の絵作りを変えたデモを発表しましたのもタイミング的によかったですね。

Behind the Scenes with Stadia’s Style Transfer ML
https://stadia.dev/blog/behind-the-scenes-with-stadias-style-transfer-ml/

より以前の記事一覧